はじめましてぐぅーはんと申します。
この記事は、冬キャンプで魅力的なアイテム「薪ストーブ」について解説していきます。
アウトドア用品【L-Breath】
薪ストーブとは
薪ストーブは言葉通り、薪を燃料として使うストーブです。
キャンプで焚き火をするのであれば薪を使うでしょうから、燃料を別で用意しなくてもOKになります。
薪を燃やしストーブの本体全体から熱を発しますので、暖かさが強く広範囲にいきわたるところが最大の特徴です。
薪をくべる必要があるので一見めんどくさい感じもありますが、その行為も楽しみのひとつになり冬キャンプをさらに魅力的にしてくれるでしょう。
使い方と注意点
それでは解説していきますが、まずは使い方から紹介していきます。
使い方
ホンマ製作所 ステンレス 時計1型 薪ストーブセット
設置・組み立て
はじめに設置位置を決めてから組み立てましょう。
薪ストーブには煙突がありますので、どこでも設置できるわけではありません。
本体と煙突の両方とも高熱になりますので、危険の無いような場所で設置・組み立てをしてください。
煙突は必ずしっかり組み立てないと燃焼が悪くなってしまいますので、邪魔と感じるかもしれませんが説明書通りに組み立てましょう。
点火
薪をストーブの中に入れ着火しますが、先に吸気口を開けて火をつけてください。
焚き火と同じく薪と薪の間に空気が通るように薪を置き、着火剤やバーナーなどで火をつけましょう。
キャンプで焚き火をしている場合は、焚き火で使っている火のついた薪を入れると楽チンです。
着火後は薪を入れるための扉は閉めてください。
吸気口は火力調整になりますので、消火する以外は開けておきましょう。
使用時
使っている最中は、なるべく燃焼が一番良くなるように吸気口を調節するのがおすすめです。※燃焼が悪いと煙ばかりで暖かくなかったり最悪火が消えてしまいます。
こまめにストーブ内を確認して、火がある程度大きいうちに薪を足しましょう。
扉を開けなくても中を見れる小窓があるストーブだと確認しやすいです。
筆者の経験上ですがストーブ内部に奥行きがあるタイプは、あまり薪を奥まで入れず手前にした方が良く燃焼します。
消火は片付けのことも考え、薪をなるべく燃え尽きさせてから薪を入れる扉と吸気口を完全に閉めておけばOKです。
注意点
ホンマ製作所 クッキングRS-41
運搬
薪ストーブには煙突があることから、自動車への積載（持ち運び）が難しい場合にはおすすめしません。
煙突は筒状の形状で使用後はススで汚れているので、箱や袋などに入れるなどしても積載を考えておく必要があるでしょう。
設置
使い方でも言いましたがストーブ全体が熱くなりますので、テントなど溶けたり燃える危険性があります。
難燃性のあるテントや防炎シートを使うなどしてあらかじめ設置場所を決めておき、必ず安全性を確保してください。
燃料
当然ですが薪ストーブの燃料は薪なので、薪を用意する必要があります。
使用時間にもよりますが、長時間使用する場合は薪の量を多めに持っていかなくてはならないので、結果的に荷物も多くなってしまうでしょう。
まとめ
まとめは以下の通りです。
・使い方
- 設置・組み立て ⇒ 煙突などを考慮して設営
- 点火 ⇒ 吸気口を開けて薪に着火
- 使用時 ⇒ 燃焼を落とさないように薪くべ
・注意点（デメリット）
- 運搬 ⇒ 煙突など持ち運びに難
- 設置 ⇒ 火災等の危険性が高い
- 燃料 ⇒ 薪の量で荷物が増える
以上で終わりですが、薪ストーブは暖かさが強い反面…取り扱いには少し理解しておく必要があるでしょう。
そもそも冬キャンプ自体が暖かい時期のキャンプに比べ難易度が高くなりますので、それなりの服装や装備が必要なのは仕方ありません。
それでも寒い時期のキャンプは、火の暖かさや澄んだ空気または空や景色の見え方が違うなど、すごく魅力的です。
冬キャンプに行く際は、しっかりと準備をして快適に過ごせるようにしましょう。
ちなみに薪ストーブ以外の選択肢として石油ストーブやガスストーブもありますので、無理のない装備でキャンプをして頂ければ幸いです。
トヨトミ 石油ストーブ 対流形 RL-251G
おしまい
